古くからある神社は、パワースポットといえます。
天から降りてきているエネルギーを感じる人が、古代にもいました。
超能力者みたいなものです。
その人が、「ここだ ! 」 と行った場所には、岩があったり石があったりしました。
その場所を、神様が降臨している場所として祀ったのが、神社の始まりといわれています。
磐坐 ( いわくら ) 、磐境 ( いわさか ) と呼ばれるものです。
山そのものに降臨していると考えた時は、神奈備山 ( かむなびやま ) といいました。
時代が下りて、神社 ( 本殿、拝殿 ) が建てられるようになって、磐坐や磐境が、減っていきました。
鹿島神宮にある要石は、磐坐の名残です。
このように、今でいうパワースポットが、神社になりました。
パワーが降りてくる道を、神道では「天の通い路 ( あめのかよいじ ) 」 と言います。
残念なことに、これは移動します。
次に参拝した時には、その場所には、もう降りていませんでした。
境内のどこか他の場所に、移動したのでしょう。
見つけることは、出来ませんでした。
縁があれば、また、見つけられると思います。
私が見つけたのは、両方の神社とも、本殿や拝殿とは全く違う、離れた場所でした。
由緒ある神社なら、このような本物のパワースポットが、あるはずです。
ピンポイントで、それが見つけられなくても、境内にいれば、心身共に浄化していただけます。
身体から抜けた邪気は、しばらくそこに留まっていますから、参拝者が多い神社ですと、かなりの量になるでしょう。
ですから神社参拝は、清々しい午前中をお勧めします。