瀬織津姫とも書きます。
祓戸四神の内の一柱です。
「高山の末 短山の末より 佐久那太理に落ちたぎつ 速川の瀬に坐す瀬織津比咩と云う神 大海原に持出でなむ」
最初に出てくる神様で、私達にまつわりついている罪穢れを、そぎ落として下さる神様です。
激流で洗い流し、海へ持っていって下さる、という感じです。
それによると、かつて富士山の麓に王朝がありました。
素直で教養があり、優雅な物腰の女性だったと書かれています。
瀬織津姫を祀っている神社は、少ないです。
川の側にある神社や、祓戸神を纏めて祀ってある神社くらいでしょうか。
大祓祝詞を奏上する度に、お世話になっている神様ですが、謎の神様ですね。