知識と実践・行動は、両方が揃っていないと意味がありません。
多くの人は、知識を得ることに一所懸命にはなりますが、知識が増えるほど、実践に移すことを躊躇します。
失敗は織り込み済みで、行動に移すことが大切です。
闇雲に行動するだけでも、ダメですよ。
さて、行動に移しやすいものを紹介しましょう。
神社参拝においても、まず知識が要ります。
最も大切なのは、祀られている神様の名前です。
神様の名前は、働きを表しています。
一文字一文字に、働きの意味がありますから、それを唱えることで御神徳が授かりやすくなるのです。
それに、名前も知らずにお願い事をするなんて、失礼です。
また、あなた自身も、名前を呼ばれると嬉しいでしょう。
当初、名前を呼び合っていた夫婦が、子供ができると、「パパ、ママ」 や「お父さん、お母さん」 に、やがて「お爺さん、お婆さん」 と呼び合うようになるケースが多いです。
今の時代、女性の方が、男性を捨ててしまうようですね。
熟年離婚で、捨てられた元夫の方は惨め余生を、捨てた元妻は、生き生きとした余生を送っています。
仲の良い夫婦は、名前を呼び合います。
少し前、俳優の柄本明さんが、亡くなった奥さんのことを「かずえちゃん」 と、呼びかけていましたね。
話が逸れました。
御神名を知って、しかもその名前を呼びかけて祈る人は、極めて少数でしょう。
1日に一人、一週間に一人、いや、一ヶ月に一人かも。
神様から見れば、目立ちますよ。
ありったけの神徳を授けてやろうじゃないかと、感動されるでしょう。
さらに、古事記に登場している神様なら、エピソードを暗記しましょう。
神社の由緒も、覚えましょう。
それらの知識を、祈りの中に織り込むのです。
ますます、神様は感動して下さるでしょう。
そんな人は、年に何人も来ません。
神様のことを覚え ( 知識 ) 、祈りに織り込む ( 実践 ) のです。
これが、神様から、沢山の御神徳を引き出すコツです。