困ったときだけじゃない神頼み

神社参拝だけでなく、スピリチュアルな分野も使って開運する方法を紹介しています。

御朱印

御朱印集めが、ブームになっています。

令和初日の御朱印をもらうために、明治神宮では10時間待ちの列ができたとか。

有名な神社では、どこも数時間待ちの長蛇の列だったようです。

待たされれば、腹も立つのでしょう。

ケンカしたり、神職にくってかかったり、いろいろトラブルもあったようです。

そもそも、御朱印だけを目的にしているから、そんなことになるのです。

神域内に長時間滞在できることは、本来なら、無上の喜びのはずですから。

長くいるほど、邪気が祓われ、運が良くなるのですよ。

苦労して得た御朱印を、ヤフオクに出品している人がいました。

一万数千円で、落札されていました。

コレクターには、それほどの価値があるのでしょう。

さて、御朱印は、お寺で頂くものでした。

写経を納めた証として、授かったものです。

いつしか、神社でも御朱印が始まりました。

参拝の証として、授けて頂きます。

300円くらいの御玉串を納めますが、これを「料金」 とか 「御利益の対価」 と考えてはいけません。

あくまでも、参拝した証であり、日付を書いてもらいますから、記念でもあります。

御朱印目当てで、参拝はしないか、しても適当というのは、本末転倒です。

神社とお寺の御朱印を、分ける必要はありません。

神社は神社、寺は寺と、分けてもかまいません。

また、神職の手書きですから、一つの神社で事実上、何種類もの筆跡の御朱印が手に入ります。

特定の神社専用御朱印帳を、用意するのもOKです。

旅行に行った先の神社で、御朱印帳を忘れてきたときは、「書き置き」 が用意されている場合があります。

尋ねてみましょう。

たとえ御朱印だけが目当てだとしても、参拝者が増えることは、神様にとっても喜ばしいことでしょう。

コレクターが多すぎて、なかなか順番が回ってこなくても、怒らないでくださいね。