この世では、生きていることに価値があります。
命がある、それだけで素晴らしいことなのです。
ところが、自分は素晴らしいと心から思っている人なんて、いるでしょうか。
劣等感や自己嫌悪を持たずにいる人は、滅多にいないでしょう。
私達は、ついつい、他人と比較してしまいます。
そして、自分に無いところに注目するのです。
それが競争に繋がり、ひいては文明の進歩にも繋がっているのですから、良い面もあるのですが。
ただ、普通に生きている限りにおいては、マイナスです。
貧しい家に生まれ、劣等感をバネに社会的に成功した人は、沢山います。
そういう人は、「世間を見返してやる」 ことが目的ですから、ゴールはありません。
いつまで経っても、幸福にはなれないのです。
金持ちにはなれますが。
自分という存在と、周囲を切り離して考えましょう。
私達の御魂は、神様の分魂です。
それは、神様そのものです。
たまたま病気だったり、孤独だったり、貧乏だったり、不自由だったりしているだけで、中身は神様です。
苦しみは、前世に積んだ劫の解消か、御魂を磨くために守護霊様が用意した環境なのかも知れません。
そんなの、分かりませんから、気にしても仕方がありません。
ただ、現象として目の前に起きているだけのものです。
中身は神様なの出すから、存在するだけで完璧なのです。
環境がどうであれ、他人がどうであれ、自身の価値は変わりません。
そのことに、気づいて下さい。