神社参拝において、殆どの人がしている祈り方は、
1、賽銭箱に五円玉か十円玉を、放り込む。
2、鈴があれば、鳴らす。
3、柏手を二回打つ。
4、心の中で、「○○に合格しますように。」、「金運が上がりますように。」、「結婚できますように。」 と祈る。
5、おみくじを引いて、一喜一憂する。
こんな感じではないでしょうか。
これで願いが叶えば、その人は、かなりの徳分を持っているはずです。
普通、これでは叶いません。
ちゃんとしたお参りの仕方は、これまでに何度も書いてきましたから、ここでは書きません。
作法通りにしているのに、イマイチ、神様に通じている気がしない方もいるでしょう。
そういう方は、声に出して祈りましょう。
音声は波動ですから、神様に伝わります。
心の中の祈りでは、神様にテレパシーを送っているようなものですから、通じているかどうか分かりません。
人とテレパシーで話すことができる人は、別ですけど。
一般の人は、神様には声に出して祈りましょう。
神主さんも、声に出して祝詞を上げていますよ。
たた、他に参拝者がいる中で声を出すのは、憚られるでしょう。
願い事を他人に聞かれるのは恥ずかしいですし、静かに祈りを捧げている人に迷惑をかけてしまいます。
ですから、呟くように祈りましょう。
声に気持ちを乗せる ( 意を乗せる ) のが、祈りです。
最期に、「おみくじを引きますから、答えを下さい。」 と祈ります。
それでおみくじを引けば、答えが示されているでしょう。
和歌が書かれていれば、声に出して読んでみます。
それで、どんな感じがするか、そこに答えがあります。
回数を重ねていく内に、神様とコミュニケーションが取れるようになりますよ。
だんだん、神社参拝が楽しくなっていきます。