気がつけば、昨日は旧暦7月7日、本当の七夕でした。
身内に不幸があって、慌ただしく過ごしていたため、うっかりしてました。
亡くなったのは私の叔父さんで、85歳でした。
彼は、見た目は60代で、バリバリ仕事をしていました。
昨年、癌の手術をしたのですが、退院したその日から仕事をしていました。
根っからの商売人で、病室に掲げたカレンダーには、スケジュールがびっしり書き込まれていたことを、思い出します。
多くの人は、過去のことしか話しません。
この叔父さんも、歳も歳ですから昔話をしましたけれど、私には必ず未来に繋がる話をしてくれていました。
80歳過ぎても、将来の夢や展望、計画を、嬉しそうに話している姿は、とても元気づけられましたね。
明るく、元気で、前向きで、正に、神道的な生き方をしていたと思います。
事故で亡くなったのですが、うつぶせに倒れていました。
亡くなる時も前向きでした。
人は、必ず死にます。
人間の致死率は、100%です。
そして、自殺以外は、寿命が尽きて死ぬのです。
病気や、事故、あるいは事件で亡くなるのは、手段に過ぎません。
残された側は、いつまでも悲しんでいては、いけないのです。
可哀相にと、思う必要もありません。
可哀相なのは、むしろ去られた側の、こっちです。
亡くなった人は、この世を去っても、あの世に生まれ、また、この世の来世があり、そしてまたあの世へ・・・と、繰り返しです。
死んで星になるわけじゃあ、ないんですよね。
ともあれ、星の配置は、昨日も今日も変わりません。
一日遅れの七夕を、楽しみます。
ロマンチックに、織り姫と彦星の再会を祝して、乾杯。