神道的な生き方として、「元気に」 があります。
久しぶりにあった知人に、「お元気ですか」 と、無意識に声を掛けますね。
また、落ち込んでいる友人に、「元気出せよ」 と、言うこともあります。
元気でいることは良いことだと、私達は認識しているのです。
病気でいるより、元気でいる方がいいに決まってます。
病気でない人が全員元気かというと、そうでもありません。
気分を落ち込ませる出来事は、しょっちゅう起こります。
生きていれば、立ち直れないかと思うほど、大きな精神的打撃を受けることもあります。
それでも、命がある限りは、復活しなければなりません。
御魂を磨かなければならないからです。
元気が出ない時は、まず、身体を動かすことが大切です。
気力を振り絞って、一歩を踏み出しましょう。
車輪を回す時、動き始めに最も力が要ります。
人生も、同じです。
日頃から、親しい人に、「落ち込んだ時には、無理やりにでも外に連れ出してくれ」 と、頼んでおくといいでしょう。
お互いに、そうし合える人がいると、幸せです。
元気の素は体力ですから、動いている内に、元気は戻ってきます。
アントニオ猪木さんも、言ってますよ。
「元気ですか~。元気があれば、何でも出来る。」 のです。