動物の中には、死期を自覚してひっそりと群を離れていくものがあります。
人間にも、本来、予知できる能力があったでしょう。
霊的に敏感な人は、黒い影を見るとか、迎えに来た先祖を見るとか、あるようです。
そうでない人も、気付く方法はあります。
手相です。
手相を学ぶと、自分でおおよその寿命を知ることが出来ます。
師匠について本格的に学べば、月単位まで分かるようになります。
もちろん、優れた手相家に見てもらうのが、手っ取り早いですね。
でも、死期が迫っていた場合、正直に言ってもらえるかどうかは、分かりません。
また、生命力が弱るにつれて、手相の基本三線が薄くなっていきます。
基本三線とは、生命線、頭脳線、感情線の三本のことです。
手のひらで、一番目立つ線です。
これらが薄くなってきたら、生命力が弱ってますから、注意しましょう。
すぐに亡くなってしまうわけではありませんが。
無理のし過ぎ、不摂生、過度なストレスなど、思い当たることがあったら改善しましょう。
改善されれば、再び、濃くなってくるでしょう。
大切なことは、死期を悟った時に、生を充実させられるかどうかです。
怖くて何も手につかないなら、知らない方がマシです。
鑑定してもらうなら、覚悟を決めてからにして下さい。
さて、寿命は、生まれた時に決まっていますが、延ばすことが出来ます。
徳を積むことによって、寿命は延びていきます。
どこまでもとは、いきませんけど、ホロスコープから読みとれる寿命を超えることは、可能です。
長生きしたければ、徳を積みましょう。
徳は、誰かを幸せにすることで積まれていきます。
そして、沢山持っている人ほど、たくさんの徳を積むことが出来るのです。
今、徳を積みにくい人は、持っている徳が乏しいと言えます。
そんな人は、「無財の七施」 から、始めましょう。