先日、過去ログを参照して下さいと書いてしまいましたが、不親切だったと反省しています。
そこで、もう一度、ここに貼り付けておきます。
神棚は、家庭内神社です。
神様に失礼の無いように、設置しなければなりません。
注意すべき点が、いくつかあります。
まず、神棚は、一階に設置します。
二階建ての場合、神棚の真上を人が踏みつけないような場所にします。
鬼門、裏鬼門に設置してはいけません。
これは、家の中心から見て、北東と南西の方角です。
家相の流派によって、60度あるいは45度の範囲です。
安全を取って、60度の範囲を採用しましょう。
神棚は、見下ろしてはいけません。
目よりも高いところ、なるべく鴨居よりも高い位置にします。
高すぎると、お祀りするのに不便ですから、気を付けて下さい。
階段から見下ろせる場所は、避けます。
南、東南、東の方を向けます。
仏壇と同じ部屋に設置してもかまいませんが、向かい合わせにしてはいけません。
仏壇の真上に神棚を設置する場合、直接乗せてはいけません。
空間を設けます。
壁の裏側が、トイレや風呂などの水回りの場所も避けます。
アパートやマンションのように、自分の部屋の上にも人が住んでいる場合、天井に「天」、「空」、「雲」など、どれか一文字を書いた紙を貼り付けます。
天井を空に見立てるわけです。
棚の材料は、ホームセンターで売られているものでかまいません。
廃材を使うのは、ダメですよ。
タンスの上に御札を乗せておくだけとか、壁に御札を貼り付けるとかは、良くありません。
こういうものは、神様に対する気持ちです。
御札は、御神気が充填された「開運グッズ」 であると同時に、神社の神様との「通信機器」 です。
きちっとお祀りするためにも、是非、神棚を設置して下さい。
家の中心を求めるには、厚紙に、見取り図を書いて切り取ります。
ボールペンの先などを利用して、釣り合う場所を見つけましょう。
見取り図の重心に当たる場所が、家の中心です。
そこから、東西南北の線を薄く書きます。
各線から左右15度ずつ広がるように、線を引きます。
この30度の範囲が、東西南北の範囲です。
これを機会に、家相を見直されても良いですね。