デヴィッド・R・ホーキンズ博士が、意識のレベルを17段階に分けています。
この分類で最低ランクは、「恥じ」 となっています。
屈辱を感じ、惨めさを味わっている状態です。
「~が出来ない私は、情けない。」
「~を持っていない私は、恥ずかしい。」
といった、感情ですね。
このレベルに留まっていると、自殺しやすいそうです。
この一つ上のランクは、「罪悪感」 となっています。
「私は、ダメな奴だ。」 という感情です。
自分だけでなく、他人も非難します。
このところSNSで、他人への非難が目立ちます。
日本には、このレベルの人が多いのでしょう。
面識がない相手、利害関係のない相手、自分を痛めつけたのではない相手に対して、過激な表現で誹謗中傷する人は、確実にこのレベルに留まっています。
こんな人と、お友達になりたいとは、誰も思いませんよね。
このレベルの人は、孤独です。
この上にあるのが、「無気力」 です。
心は、絶望感に満たされています。
「どうせ、だめだよね。」 と、始める前から諦めています。
人に言われると動きますが、このタイプは、ちょっとやって失敗すると「やっぱり、・・・。」 と言います。
未来に対する希望が無いわけですから、自ら積極的に動きません。
神社参拝も、お寺詣でも、パワースポット巡りもしません。
開運グッズを集めたり、風水や家相を改善したり、改名したり、印鑑を変えたりもしません。
誰かが手を差し伸べてあげないと、なかなか、登っていくことが出来ません。
開運を求めて、これらのことを行っている人は、このレベルをクリアしています。
もちろん、生きている限り、いろいろなことに遭遇しますから、意識のレベルは上下します。
恥ずかしく思うこともあるし、他人を非難したくなることもあります。
がっかりして、無気力になる日もあります。
それでも、一時的なものなら、心配ありません。
無気力な人間は、誰かの助けを必要としています。