意識のレベルで、「勇気」 の上は「中性」 となっています。
ここが真ん中ということで、このレベルの人は、信頼の感情をもって物事に対処できます。
さらにこの上は、「進んで」 となっています。
楽天的な人は、このレベルです。
「何とかなるんじゃないか。」 と、思える人は、このレベルですね。
楽天的に生きるのは、神道的な生き方ですから、このレベルから神様の後押しが強くなってきます。
この上のレベルは、「包含」 です。
このレベルの人は、許すことができる人です。
辛い出来事に遭った時、「そんなことも、あるよね。」 と、思える人です。
このような人は、少ないですね。
あなたは、過去の出来事を許していますか。
自分や家族に仇為した人を、許していますか。
痛い目に遭わされたら、相手を憎み、怨み、いつか仕返ししてやると、心に誓いませんか。
また、すでに、そのような相手が、何人もいませんか。
「あいつさえいなければ」、「あのことさえ無ければ」 との思いがあるのが、普通でしょう。
何事もなくスイスイと来た人なんて、いませんよね。
前にも書きましたが、怨み、憎しみは、普段は心の奥底にしまい込んでおくことが出来ます。
すっかり、忘れてしまうこともあるでしょう。
しかし、許していない限り、何かの切っ掛けで思い出し、再燃してしまうものです。
また、潜在的に思考や行動に対して、影響を及ぼします。
これが、病気や貧乏などの原因になるとしたら、どうでしょう。
仕事や、恋愛、家庭が上手くいかない原因になっているとしたら、どうでしょう。
嫌ですね。
楽天的になって神様の応援を沢山頂けるようになっても、怨みが戻ったら、意識のレベルも下がってしまいます。
神様は、離れてしまいます。
人も、離れていきます。
その結果、運の悪い人生に逆戻りです。
許すことが出来るかどうか、これが分水嶺と言えましょう。