天津祝詞は、神様に祈りを捧げる時、最初に唱えると良いとされています。
神社参拝でも、神棚に祈る時でも、ただ柏手を打って、いきなり祈り初めても、気持ちが乗りません。
天津祝詞を唱えているうちに、気持ちが乗ってきます。
祈りとは、「意・乗り」 ですから、気持ちが乗らないことには、祈りになりません。
また、天津祝詞には、祓いの霊力があります。
普通の人でも、唱えれば、邪気が払えます。
程度の差はあれ、少しでも邪気が離れたら、祈りが通じやすくなります。
天津祝詞を一回では不安な人は、2回、3回、唱えると良いでしょう。
2回目、3回目になるにつれて、少し音階を上げると、より気分が乗ってきます。
また、2回目、3回目と少しずつスピードアップしていくのも、試してみて下さい。
何回唱えてもかまいません。
一番気持ちの乗ったところで、祈りに入ります。
神社では、他人が気になって、大きな声が出せませんけどね。
それでも、心の中だけで祈るのではなく、ぶつぶつと、できるだけ声に出して祈りましょう。
ともあれ、天津祝詞を覚えましょう。
般若心経を覚えている人は、沢山います。
天津祝詞は、般若心経よりも短いし、日本語ですから、覚えやすいですよ。