今年も、残すところ10日になりました。
神棚を、掃除しましょう。
かつて、年末の大掃除は常識でした。
今は、しない家もあるようです。
大掃除をしなくても、神棚は掃除しましょう。
神様を蔑ろにして、開運する訳がありません。
一年間、御守護頂いたことの感謝を込めて、綺麗にしましょう。
さて、神棚を掃除するときには、御社や御札を降ろしますね。
この時、一言、お断りしましょう。
「只今から神棚の掃除をいたします。一旦降ろしますので、了承して下さい。」
この程度のことは、言っておきましょう。
降ろした御社や御札を、床に置いてはいけません。
当たり前ですね。
言われるまでもないでしょうけど。
棚は、掃除機で埃を吸い取った後、固く絞った布巾で拭きます。
我が家では、神棚専用の布巾を用意しています。
御社や御札に積もった埃も、取り除きましょう。
神具は、食器と同じように、中性洗剤で洗います。
こちらも、神具専用のスポンジを用意しています。
何もかも、ピッカピカにしましょう。
掃除を終え、御社や御札を戻したら、水、塩、米をお供えします。
蝋燭に火を灯し、掃除が終わったことの報告や感謝の祈りを捧げます。
新しい神宮大麻があれば、この時に取り替えてもかまいません。
これは、正月飾りをする28日にでも、かまいません。
28日に、神棚を掃除するのも、良いでしょう。
それ以降は、あまり縁起が良くないとされています。
時間が取れなければ、仕方がありませんが。
たとえ31日になってしまっても、神棚は、掃除しましょう。