「就活」 の語呂合わせで「終活」 という言葉を流行らせたい人がいるようです。
身辺整理をして、なるべく遺族に迷惑をかけないようにしましょう、ということですね。
死ぬ準備なんて、できますか。
病気で余命宣告されたら、覚悟を決めて準備をする人もいるでしょう。
そんな人でも、本当は長生きしたいのです。
「早く、死にたいわ」 と言うお年寄りがいますけど、その人も次の日には、病院へ行って血圧の薬をもらってきたりしますから。
誰しも長生きしたいのですが、死は、必ずやってきます。
私達は、生まれた瞬間から、死に向かって歩いています。
人の致死率は、100%。
事故や災害に遭遇し、九死に一生を得たとしても、死が先延ばしになっただけです。
寿命が尽きれば、あの世に行かねばなりません。
全ての人のこの世での結末ですから、それが悪いものであろうはずがないでしょう。
大勢を幸せにした人にも、最期は来るのです。
人類に貢献し、御魂を磨き、徳を積み、神様の御心に適った人生を送った人にも、最期は来ます。
だから、悪いものであろうはずがないのです。
遺された人は、寂しいし悲しいですよ。
二度と会えないし、話せないのですから。
でも、死ぬ人は、あの世に誕生するのです。
あの世の人生の始まりです。
あの世は階層の世界ですから、どのレベルに行くかは、この世での生き方次第です。
もし今、余命宣告を受けているなら、「何のために、この病気をやっているのか」 を考えて下さい。
「なぜ、こんな目に・・・。」 は、ダメです。
何らかの目的があって、その病気をやっているはずです。
考えて分からなければ、守護霊さんや産土神に問いかけて下さい。
答えが返ってきます。