何事も、あれかこれかではなく、あれもこれものポリシーで行くと、上手くいくことが多いようです。
私のポリシーの一つに、「迷ったときは、両方」 というのがあります。
迷っている時間があるなら、両方試してみようと。
御先祖様に祈ったことを神様にも祈ると、御先祖様を信用していないようで、気が引けるという人もいるでしょう。
大丈夫ですよ。
そんなことで捻くれるような先祖は、レベルの低い先祖です。
立派で強い御先祖様は、心も広いですから。
会社にたとえると、天照大神が社長、一の宮クラスの神様は部長、産土神は課長、御先祖様は現場の社員、といったところでしょうか。
社長にだけお願いしても、現実には何もしてくれませんよね。
現場の社員と交渉しつつ、その上の方達にも通じていれば、応援してくれて事がスムーズに運びます。
神様や御先祖様に願い事をする場合も、これが当てはまります。
その際、上のランクに行くほど、抽象度を上げていくと良いでしょう。
御先祖様に対しては、「○○さんと結婚したいのですが、どうでしょうか。」 とか、「職場を変えたいのですが、○○社はどうでしょうか。」 とか、なるべく具体的に。
産土神には、「結婚相手に逢わせて下さい。」 とか、「私に向いている仕事は何でしょうか。」 みたいな感じでしょうか。
一の宮クラスの神様には、「私も相手も周囲も幸福になれるようなご縁を、結んでください。」 とか、「職業を通して、世の中に貢献できるようお導き下さい。」 という感じです。
天照大神には、「天命 ( この世に生まれてきた使命、目的 ) を、果たせますように。」 ですね。
それぞれの立場に応じての御守護の仕方がありますから、祈り方も変えるべきなのです。
天照大神に、特定の人との結婚をお願いしても、叶いません。
金運も、病気平癒も、合格祈願・・・も、同様です。
伊勢神宮でお願いしても叶わない、と言われるのは、祈り方を知らないからです。