宝 ( たから ) は、「他から」 と言霊が同じです。
「宝は、他から」 です。
つまり、宝物は他からもたらされると考えます。
他人が持ってきてくれるわけですね。
あなたに宝物を持ってきてくれる人は、どのような人でしょう。
命令されたり、冷たくあしらわれたり、マウントされたりして、あなたに虐げられている人が、持ってきてくれる訳がありません。
あなたが喜びを与えた人が、あなたに宝物を持ってきてくれるのです。
誰かを、喜ばせていますか。
楽しい思いをさせてあげている人が、いますか。
計算ずくでは、ダメですよ。
相手の潜在意識が気づいて、警戒されます。
幸魂を磨きましょう。
具体的には、人の幸せを祈るのです。
神棚でも、神社ででも、あるいは休憩中にその場で目を閉じてでも、かまいません。
家族から始めて、周囲の人、日本国民へと、範囲を広げていくと、なお、よろしいでしょう。
ふと、誰かのことが頭によぎったら、「○○さんに幸あれ」 と、心で呟きましょう。
出会う人、目の前にいる人などに、「○○さんに幸あれ」、「この人に幸あれ」 と、心で呟きましょう。
ジョセフ・マーフィー博士は、著書の中で、
「○○さんには、良きことばかりが雪崩の如くやって来て、本人が思ってもいなかったほど幸せに、富み栄えていきます。」
と呟くように勧めています。
潜在意識は主語を解さないので、これが潜在意識に入ると、自分自身も自動的に呟いたようになっていきます。
一石二鳥、ですね。
そして、喜ばせるような行動をしましょう。
湯船に浸かって、お湯を前に押しやると、脇から自分のところに流れ込んできます。
それと同じで、人を幸せにすると、自分に幸せがやってくるのですよ。
ただし、自己犠牲はいけません。
誰かの不幸の上に、別の人の幸福を築くことはできないのです。