明日、3月16日は「社日 ( しゃにち ) 」 です。
殆どの地域で廃れてしまっていて、初めて聞く方も多いでしょう。
社日は、年に二回あります。
春の社日を、春社 ( はるしゃ、しゅんしゃ ) 、秋の社日を秋社 ( あきしゃ、しゅうしゃ ) と言います。
それぞれ、春分、秋分に一番近い戊 ( つちのえ ) の日に当たります。
この日は、産土の神様を祀る日です。
春社では五穀豊穣を祈り、秋社では収穫を感謝します。
これは、農業をしていなければ関係ありませんね。
社日に行う行事は、地域によって様々です。
浜辺から砂を拾ってきて玄関に播く、籠に石を入れて吊すなど、他にも色々あります。
この日に酒を飲むと耳が良くなる、といわれている地域もあります。
「治聾酒」と言うそうです。
明日は、治聾酒ということで、酒が飲めますねえ。