お彼岸最終日の修行は、「智慧」 です。
智慧とは、仏様の心と言い換えることができます。
私達は、もともと、仏様の心を持って生まれてきました。
しかし、生きている間に様々なことを経験し、心が曇ってしまっています。
クリアな心に、戻りましょう。
6日目までにしてきた5つの修行を通して、人格を高めていくのが智慧の修行です。
世間から尊敬されるような人になる、ということです。
神道的に言えば、「御魂を磨き、徳を積み、立派な人間になりましょう。」 でしょうか。
これからの世の中、機嫌よく幸せに過ごすためには、徳分が絶対的に必要です。
徳は、与えることで積まれていきます。
初日の「布施」 です。
困っている人に対して、真に必要なものを与えられるようになって下さい。
ただし、クレクレ星人に何でも与えるような、ヒトのいい人であってはなりません。
才能・能力を最大限に発揮して、人類に貢献して下さい。
あなたしか持っていないものを必要としている人が、必ずいます。
その人を救って上げて下さい。
その際は、無償である必要はありません。
無償でもかまいませんが、犠牲になってはいけません。
救うべき人は、まだまだ沢山いるのです。
大きく、人類に貢献して下さい。