今日から５月です。
月が変わって、ツキが変わる。
今までツイてなかった方は、大いに期待しましょう。
明るい未来のイメージが、明るい現実を引き寄せますからね。
さて、今日は雑節の一つ、八十八夜です。
立春から数えて８８日目。
八十八夜と言えば茶摘みです。
とはいえ、日本列島は長いので、この時期は宇治茶でしょうか。
宇治茶は、１００％宇治産のお茶、というものではありません。
京都、滋賀、奈良、三重の４県のお茶がブレンドされています。
茶師が、絶妙にブレンドして、一定の味を守り続けています。
宇治茶とは、味の銘柄です。
いつぞや、宇治産の茶以外の茶を混ぜているのに「宇治茶」 と名乗るのはおかしい、とイチャモンを付けられたことがありました。
しかし、京都府茶業会議所は、味のブランドとしての宇治茶を守り抜きました。
そのおかげで、私達は、その年の気候にかかわらず、美味しい宇治茶を楽しむことが出来ます。
さて、「米」 を分解すると、八十八になりますから、この日は、農家にとっても大切な日です。
また、新しいことを始めるのによい日とも、言われています。
季節の変わり目ですし、「八十八夜の忘れ霜」 と言われるように、まだまだ、朝晩寒い日もあります。
健康には、十分、注意しましょう。
そのためにも、今日は「緑茶」 ですね。
