天之御中主をはじめ、御神名は働きを表しますから、基本的に、どの神様の名前を唱えてもかまいません。
では、自分の名前を唱えたらどうなるでしょう。
ネットで調べてみると、実践している人がいるようですね。
自分の名前こそ究極のマントラだ、という人もいます。
自分の名前に「ありがとう」 を付けて唱えると開運する、という人もいます。
実は、私も以前、名前の連呼を試したことがあります。
唱えるのではなく、録音したものをエンドレスで聴きました。
初めて聴いたときは、頭痛がしました。
漫才師みたいに、「なんでやねん」 と、突っ込みたい気分でしたよ。
めげずに何日か続けていると慣れてきましたが、これといって生活環境に変化はありませんでした。
良いことも、悪いことも起きませんでした。
名前占いがあるくらいですから、名前は人生を左右します。
ところが、フルネームで呼ばれることなど、滅多にありません。
入学式など、特別な時だけですね。
成長すると、外では、名字か愛称で呼ばれる様になります。
家族からも愛称で呼ばれたりすると、下の名前さえ、聴く機会がなくなります。
フルネームを繰り返し耳にすることに、脳は慣れていません。
それで、フルネームが何度も繰り返し入ってくることで、精神的な変化を感じる人もいるのでしよう。
自分の名前は、御神名のように働きを表すものではありませんから、唱えたところで、何も顕現しないと思います。
もしかしたら、本当の自分を思い出し、本来、生きるべき人生に気付くことが出来るかも知れません。
興味のある方は、試してみて下さい。
最初は、違和感を覚えるはずです。