私の言う感性とは、必要な情報をキャッチする能力のことです。
ネット社会の今、世の中は情報が溢れています。
その殆どは、自分には関係のない、いわばゴミです。
例えば現在なら、「今日は、どこそこでコロナ感染者が○人出た」 みたいなものは、ゴミです。
パソコンやスマホのメモリーに容量があるように、人間のワーキングメモリーにも限度があります。
しかも、小さな容量しかありません。
あれもこれもと詰め込んでしまうと、本当に必要なものが入ってきません。
必要な情報を大脳皮質に格納したら、ワーキングメモリーは空にしておくことが理想です。
現実的な方法としては、「これだ」 という情報に出会ったとき、ストックしないことです。
ストックせずに、すぐに使ってみます。
それが役に立てば、それでいいし、役に立たなければ、それはそれでいいと。
ストックして、後で試そうとすると、あっという間にメモリーが一杯になってしまいます。
感性を磨くスピリチュアルな方法ならば、瞑想が一番効果的です。
瞑想をしたことがある人は分かると思いますが、どんな種類の瞑想をしても、必ず雑念が湧き上がってきます。
これが、ワーキングメモリーのクリーニングになります。
雑念が出て瞑想が上手くいかなかったと、嘆く必要はありません。
海馬の掃除をしたのですから。
さらにクリーニングするには、大祓祝詞、天津祝詞などを奏上してください。
「とほかみえみため」 も、祓いの働きがあります。
心のゴミを、「祓い給ひ、清め給ふ」 わけです。
肝心なのは、普段からゴミ集めをしないことです。
うわさ話、芸能人のゴシップなどは、ゴミ以外の何物でもありません。
それらがインテリジェンスに繋がることは、100%、ありませんから。
あなたの脳内メモリーは、ゴミ屋敷になっていませんか。