感性を磨くと、良いことばかりではありません。
自分にとってマイナスのものにも、敏感になってしまうのです。
現代の日本では、東日本大震災以来、「絆だ」、「空気だ」 と言って、みんなと同じであることを強要されます。
違う人間を、よってたかって攻撃します。
攻撃することの、どこが絆なのでしょうか。
住みにくい時代になってきました。
人の目を気にして、なかなか、思い切ったことが出来ません。
感性を磨くと、自分に向けられた人の目や言動に対して、余計に敏感になってしまいます。
この対策として、芯になるものを持ちましょう。
信念といいますか、「私は私、あなたはあなた」 という気持ちです。
私の知人は、周囲から色々批判されても、じっと聴いていて、「で ? 」の一言で済ませてしまいます。
私は、もう少し長めに「ほぅお、それで ? 」 で、お終いにします。
これからは、「で ? 」 に移行しようと、思っています。
小バカにしているようで、相手はキレますが、その時点で私の勝ちです。
後は、放っておきます。
いちいち、小物の相手なんてしていられない、という気持ちですね。
私が大物かどうかなんて、関係ありません。
でも、何をどう考えようが、私の勝手ですから。
それはともかくとして、嫌われることを恐れないで下さい。
天皇陛下に嫌われるのは、辛いでしょう。
愛する人や尊敬する人に嫌われるのも、耐え難いです。
しかし、小物には嫌われようが、何と思われようが、痛くも痒くもないでしょう。
周囲に、あなたほど勉強している人、あなたほど精進努力している人、あなたほど徳を積んでいる人なんて、いないでしょう。
また、未来の話をする人が、一人でもいるでしょうか。
殆どが、この70年周期の危機の後では、埋もれて「余る」 人でしょう。
あなたは、必要とされる人材であるはずです。
そして、自分自身は勿論、家族を守らなければなりません。
そのために、感性を磨くのです。