前回の続きです。
もう少し補足しておきます。
感性が良くなると、感受性が強くなります。
特に、誹謗中傷など、自分に対する悪意に敏感に反応してしまいます。
神道で言うと、御魂が傷つきやすくなっている、ということです。
これには、対策が必要です。
傷つきやすい人は、
「他者の言葉、行動、考え方によって傷つけられる。」
という信じ込みがあります。
殴りかかってきたり、刃物を振り回して襲いかかってくる場合は、別ですよ。
その時は、反撃や防御をしなければなりません。
いま、社会問題になっているのは、SNSを使っての誹謗中傷です。
有名人が自殺したことで問題視されていますが、SNSは、随分前からいじめの道具になっていました。
国、社会、個人の対応が、遅すぎます。
それはともかくとして。
ここに挙げた信じ込みを、無くさなければなりません。
言葉は、耳から入ってくる場合、空気の振動です。
ただ、空気が振動しているだけです。
目から入ってくるのは、文字という記号、さらに言えば、光の濃淡に過ぎません。
空気の振動や光の波長の違いが、私達を傷つけることなど出来ないでしょう。
それらの信号をキャッチした脳が、「これは、私を非難している。私は傷ついた。」 と、判断してしまっているだけです。
さらにそこから、自己嫌悪して、自分を責めてしまいます。
どんな汚い言葉も、罵詈雑言も、私達を傷つけることは出来ません。
脳が勝手に傷つけているのです。
だから、この信じ込みがある人は、捨てて下さい。
もちろん、誹謗中傷されて腹が立ったら、抗戦してもかまいませんよ。
その場合は、仲間に協力してもらって、大勢で相手を徹底的に叩きつぶして下さい。
中途半端に終わると、復讐心を持たせてしまいます。
叩きつぶすのは、相手にこれ以上、劫を積ませない為の慈悲です。
愛を持って、行いましょう。
また、相手の人格攻撃は、避けましょう。
相手のレベルまで、落ちることはありません。
事前に、不動明王や毘沙門天などの強そうな仏祖様や、御先祖様に祈って味方になってもらうと良いでしょう。
相手の守護霊に、説教して下さいます。