昨年11月29日、「一之御前 ( いちのみさき ) 神社」 を紹介しました。
新たな情報を得たので、お知らせします。
とても小さな御社ですが、とてつもなく重要な神社です。
2016年8月7日、当時の天皇陛下、現在の上皇陛下が、皇居で譲位の発表をされました。
その様子はビデオ撮影され、翌日8月8日に日本全国に放送されました。
収録している、正にその時間に、時の皇太子殿下、現在の天皇陛下が、ここにお参りされていたのです。
ちなみに、天皇陛下は、参拝の時に「願い事」 はされません。
さて、皇太子殿下は、なぜ小さな祠である一之御前神社に参拝されたのでしょうか。
熱田神宮には、三種の神器の一つ「草薙剣 = 天叢雲剣」 が納められています。
本物の草薙剣が、熱田神宮地下神殿に安置されているとのことです。
ちなみに、皇居にあるものは「形代 ( かたしろ ) 」 です。
地下神殿に通ずる場所が、一之御前神社らしいのです。
皇太子殿下は、ここで草薙剣に宿る天照大神様の御魂に、拝礼されたのです。
草薙剣が、熱田神宮から伊勢の伊雜宮に移される日も、近いのではないでしょうか。
元伊勢・籠神社には、「草薙剣が伊勢に帰るとき、本当の天照大神が降臨し、伊勢神宮はその役割を終える」 という言い伝えがあります。
その後、どうなるのかは、分かりません。
日本でも指折りの大神社が脱退すると、神社本庁の収入が激減します。
それは、20年ごとに行われる、伊勢神宮の式年遷宮が出来なくなることを意味しています。
伊勢神宮が役割を終えるから、遷宮の必要もなくなるということでしょうか。
凄いことになってきましたね。
とてつもないことが、起こります。
時代の変わり目にいると思うと、ワクワクしてきませんか。