山口県山口市にあります「山口大神宮 ( やまぐちだいじんぐう ) 」 を、紹介しましょう。
主祭神は
創建は
1520年
応仁の乱の後、多くの公家や文化人が、京都から周防に移り住みました。
その結果、この地は「西の京都」 と言われるほど、繁栄していました。
京都を支配していた周防の戦国大名・大内義興は、ある時、伊勢神宮に参拝して大いに感動しました。
それで、皇大神宮を周防に勧請したのです。
明治になるまで、直接伊勢神宮を勧請した神社は、他にありませんでした。
鳥居をくぐって真っ直ぐ進むと、右手に馬舎があります。
ここには、実物大の木彫りの馬が2頭います。
なかなかの迫力です。
その先に手水舎があります。
そこで清めたら、まず、多賀神社に参拝しましょう。
直角に曲がった先に、外宮があります。
その隣、一段奥に、内宮があります。
参拝の仕方は、伊勢神宮と同じにして下さい。
現世の願い事は、全て外宮で済ませます。
内宮では、日本国の繁栄、皇室の弥栄、日本国民の幸せを祈ります。
本家「神宮」 と同じく、こちらも荘厳な雰囲気で、魂が震えることでしょう。
さらに、山道の石段を登っていくと、「岩戸社」 があります。
小さな洞窟の中に、天照御大神と手力男命が祀られています。
是非、こちらにもお詣り下さい。