mitsuha-1625さん、いつもありがとうございます。
蘇民将来符について、調べてみました。
中央に「蘇民将来子孫門 ☆ 」 と書かれていて、右側に「九九八十一」 左側にはそれが逆に書かれているとのことですね。
☆ ( 五芒星 ) が書かれていることから、陰陽道 ( 道教 ) の思想に基づいていると思います。
この印には、あらゆる魔を除けるパワーがあります。
さらに、陽を二つ重ねた「重陽 = 九九」 で目出度いことを呼び込む。
左側が反転しているのは、循環を表わしているのだと思います。
つまり、めでたいことが続くと。
そうしないと、「陽極まりて陰」 になってしまいますから。
これは、あくまでも私の想像です。
このデザインに決定した経緯は、分かりませんでした。
護符は「蘇民将来」 と書かれているだけでも、効き目があります。
「子孫門」 は、素戔嗚尊が、「茅の輪を付けている者を見たら、蘇民将来の子孫とみなして、疫病から守る」 と約束されたことに因みます。
この家は、蘇民将来の子孫の家ですよ、というしるしです。
そこに、五芒星や重陽を加えるのは、「良いものは全部取り入れよう」 と考えたからでしょう。
節操がないと言われるかも知れません。
私も「使えるものは何でも使う」 と考えて、神仏でも、潜在意識でも、オカルトでも、何でも使いますから、この護符を製作した人の気持ちは分かります。
さて、岩木山神社の主祭神「顕国魂神 ( うつしくにたまのかみ ) 」 は、大国主神の別名。
そして合祀されている「多都比姫神 ( たつびひめのかみ ) 」 は、宗像三女神の一柱であるタギツヒメの別名です。
素戔嗚尊は天照大神の弟神ですから、この神様のネットワークは、あらゆる神々と繋がっています。
この神社では、あらゆる願い事が可能ですね。
素晴らしい。
なお、我が家の玄関には、小さな茅の輪をぶら下げています。