新潟県弥彦村にあります、「彌彦神社 ( やひこじんじゃ ) 」 を紹介しましょう。
主祭神は
天香山命 ( あめのかごやまのみこと )
創建は
孝安天皇元年に廟社が造られました。
社殿は、崇神天皇の時代からです。
歴史の古い神社です。
天香山命は、古事記では高倉下 ( たかくらじ ) という名で、出てきます。
弥彦山は海の近くにあります。
垂直方向と水平方向、二つのエネルギーが交わる場所ですから、とても強いパワーが感じられます。
ここでは、「二礼四拍手一拝」 の作法で参拝します。
なぜなのかは、わかりません。
以前に紹介しましたが、そもそも、参拝の作法は自由でした。
だいたいは、神主のやり方に従っていました。
戦後、GHQが「二礼二拍手一拝」 を定めたようです。
それはともかくとして、ここでは二礼四拍手一拝ということになっていますし、神様も眷属も、そのつもりで待っています。
だから、それに従いましょう。
新潟県は、47都道府県の中で、最も神社の数が多いところです。
明治初頭、県が神社の統廃合に消極的だった。
( 意外かもしれませんが ) 新潟県は、明治初頭、最も人口が多かった。
陸運・海運の要所として、全国から多くの人が訪れた。
など、理由があります。
約4700社あるなかでも、彌彦神社は新潟県を代表する神社と言えましょう。
勿論、越後の国一の宮です。
ただ、あと2社あります。