天皇陛下が毎日唱えられる唯一の祝詞が、「とほかみえみため」 です。
「とほかみ」 は「遠神」 であり、「遠津御親神」 です。
この中に、御先祖様も含まれます。
血のつながりのある御先祖様です。
「えみため」 は、「笑みため」 で、微笑んで下さいの意味です。
また、御照覧あれとの意味もあります。
「とほかみえみため」 は、宇宙の最初の瞬間まで遡るとされています。
天之御中主大神から、両親までの間の全ての先祖です。
現実には、3代以上前の御先祖様となると、あまり、ピンと来ませんが。
両親、祖父母、は思い出がありますから、「とほかみえみため」 に心が籠もります。
この人達が、まだ、存命中でもかまいませんよ。
両親も、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんも、生きていらっしゃる場合は、運が良くなっていくでしょう。
健康にもなるはずです。
自分の子供や孫に「とほかみえみため」 を唱えさせてみる、なんて実験をしてみても良いでしょう。
祝詞の効果を体感できると思います。
唱える時は、意味を考えず、ただ唱えるだけです。
口癖のように、意識しないで唱えるのが一番良いそうです。
「とほかみえみため」 は、それ自体で完全・完璧な祝詞だからです。
余計な気持ちを乗せない方が、純粋に効果が発揮されるとのことです。
もう一つ。
唱える祝詞を、一番近くで聞いているのは、自分自身です。
「とほかみえみため」 のエネルギーは、自分に一番多く、流れ込んできます。
ですから、唱えない、という手はありません。