十日ということで、
青森県十和田市にあります、「十和田 ( とわだ ) 神社」 を紹介ましょう。
主祭神は
創建については、2つの説があります。
1つは、征夷大将軍・坂上田村麻呂が東征した際に、この地に日本武尊をお祀りしたというものです。
もう一つは、南祖坊の伝説です。
熊野で修行した南祖坊が、ある時、夢で「100足の草鞋が破れたところに住むべし」 とお告げを受けました。
それで各地を旅して回り、100足目の草鞋が破れたのが十和田湖半でした。
十和田湖は、当時、8つの頭を持つ大蛇「八郎太郎」 が支配していました。
南祖坊は、九頭竜神となって、これを追い払ったのです。
八郎太郎は秋田に逃げ、今の八郎潟になりました。
これで南祖坊が、十和田湖の主になりました。
そして、青龍大権現として祀られるようになったのです。
二つ目の説の方が、面白いですね。
さて、この神社には「占場」 という吉凶を占うところがあります。
かつては鉄の梯子を降りて行ったのですが、今は、船で行きます。
「おより紙」 を社務所で授かり、持ち帰って、自宅の風呂場で占っても良いそうです。
さて、ここは、まさにパワースポットです。
鬱そうとした森と、十和田湖。
地と水、そして風の氣がたっぷり充満しています。
エネルギーを充填するには、最適の場所です。
また、龍神の強い神社は、現世利益が出やすいです。