仏壇とは、御本尊をお祀りするものです。
本尊は宗派によって違いますが、大日如来、阿弥陀如来、釈迦牟尼仏等です。
仏壇の中央、高いところに仏像を設置します。
そして、位牌のある宗派では、「○○家先祖代々の霊位」 と各先祖個別の位牌を、一段下に、並べます。
宗派によって、仏壇に祀るものが違っています。
しかし位牌は先祖の依り代ですから、無いよりは、有った方がよいのです。
人は、亡くなって33回が済むと、ほぼ、あの世の住民になったと言えます。
50回忌が済めば、もはやこの世に気持ちは残ってないでしょう。
早いところでは33回忌、普通は50回忌が済めば、位牌は処分します。
お寺に持ち込めば、適切な形で処理してくれます。
ということで、メインは、仏像です。
ですから、実家から独立した時に、仏壇を新たに設置しても良いのです。
仏像を祀り、感謝をし、祈願も出来るわけです。
神棚と、同じです。
先祖代々の霊位の位牌も、祀ってかまいません。
個別の位牌も、新たに作って祀ってもかまいません。
コロナ騒ぎで帰省できない方は、仏壇を新調して、祀ってもよいのです。
あの世の人は、この世の時空を越えますから、瞬時に、どこへでも行くことができます。
実家に戻らなくても、御先祖様に来て頂きましょう。
忘れずにいてくれたのだと、感激して下さるでしょう。
篤い御守護が頂けます。