死を恐れる人は、天命に沿って生きていない人といえます。
今世にやるべき使命を果たしていないから、あの世に戻るのが怖いのです。
亡くなった人を見て可哀相と思う人も、同じです。
自殺以外は、寿命が尽きて死にます。
病気や事故は、あの世に戻る切っ掛け、この世を終える手段に過ぎません。
ですから、どのような亡くなり方をしたとしても、自殺以外は、寿命が尽きただけのことです。
それを可哀相に思うのは、あの世は辛いところだと考えているのか、あの世に帰ると罰を与えられると考えているのか。
死の瞬間の痛みや苦しみに、思いを馳せているのかもしれませんが。
でも、考えてみて下さい。
あなたが亡くなっても、命日やお盆にはこの世に戻ってきて、残した家族に会えるわけです。
その気になれば、夢枕にだって立てます。
しっかり御魂を磨いていれば、守護霊にだってなれます。
そして何年かすれば、この世の家族も、あの世に戻ってくるのです。
ちっとも、可哀相じゃありません。
あなたは亡くなる時、可哀相にと思われたいですか。
それとも、感謝されたいですか。