京都の賀茂御祖神社 ( かもみおやじんじゃ ) 、通称・下鴨神社には、「連理の賢木」 という榊が祀られています。
境内にある「相生社 ( あいおいのやしろ ) 」 は、縁結びの霊験あらたかな神社として有名です。
御祭神は、「産霊神 ( むすひのかみ ) 」 で、宇宙の生命力を神格化したものとされています。
連理の賢木は、この社の左側に祀られています。
この木は、2本の榊が途中で1本に結ばれている不思議な木です。
さらに根本には、子供の木が芽ばえています。
このことから、縁結びや子育て、家庭円満などの御神徳があるとされています。
現在あるのは4代目の木ですが、代を継いで境内の「糺の森」 で生まれています。
この神社では、毎年5月に葵祭 ( あおいまつり ) が行われます。
このことから分かるように、上下鴨神社は日本の祭祀の中心となる神社です。
霊的な攻撃から日本を守っている中心、といえます。
神社界における表の中心が伊勢神宮、裏の中心が上下鴨神社です。
そのことを、心の片隅に置いて、お詣り下さい。