何事かを成し遂げるには、気力が必要です。
気力を支えるものは、体力です。
数年前から日本では、筋トレがブームになっています。
「筋肉は裏切らない」 という言葉が流行り、ツイッターやインスタグラムに割れた腹筋の写真を上げる人が増えています。
コロナ騒ぎでジムに通えなくても、筋トレは、自宅でできます。
筋肉は、荒魂に直結しています。
筋肉を鍛えると、荒魂が磨かれます。
そうすると、荒魂の特徴が顕現してきます。
外に向かっては勇気や行動力、内に向かっては忍耐力、継続力です。
荒魂は、他の三つの御魂を支える最も重要な要素ですから、何が何でも磨く必要があります。
筋トレブームは、他の流行と違って、一過性のものではありませんね。
これは、日本のみんなが、絶対に必要なものだと感じ取っているからでしょう。
荒魂が磨かれていないと、乗り越えられない時代が来るのかもしれません。
前にも書きましたが、東日本大震災の後の検証番組で、被災者にインタビューしていました。
「震災に遭われた時、最も必要なものは何でしたか。」
との質問に、いろいろな答えがありましたが、最も印象に残ったのが、
「体力です。」
との答えです。
これは、体験した人でないと出てこない答えでしょう。
この先、何が起きても、生き抜いていく気力が必要です。
それを支えるのが、体力です。
体力を、鍛えましょう。