京都市東山区にあります「安井金比羅宮 ( やすいこんぴらぐう ) 」 を、紹介しましょう。
御祭神は、
源頼政公 ( みなもとのよりまさこう )
崇徳天皇 ( すとくてんのう )
大物主神 ( おおものぬしのかみ )
天智天皇の御代に、藤原鎌足がこの地に一堂を創建したのが始まりです。
最期は平氏討伐を企て、失敗し、自刃して果てています。
崇徳天皇は、保元の乱に敗れて、讃岐の国に流され崩御しました。
この神社は、縁結びと悪縁切りで有名です。
境内に、「縁切り縁結び碑」 という絵馬の形をした岩があります。
参拝者は、本殿に参拝後に形代 ( 身代わりの御札 ) に願い事を書きます。
それを持って、祈りながら「縁切り縁結び碑」 の中央にある穴をくぐります。
これで、悪縁を切っていただきます。
次に、裏から表にくぐって戻ってきます。
これで、良縁を結んでいただきます。
最後に、持っていた形代を、岩に貼り付けます。
この岩には数え切れないほどの形代が貼り付けられていて、異様な感じがします。
怨念が籠もっていそうで、近づきたくないような・・・。
嫌な奴との縁を切って欲しいという願いも、好きな相手と結ばれたいという願いも、とても強い執着を伴ってますから。
それは、怨念に等しいでしょう。
霊的に敏感な方は、近寄れないかもしれません。
縁切り縁結びの強い御神徳が授かる「悪縁切御守」 と「えんむすび御守」 は、郵送してもらえます。
嬉しいサービスですね。