私達の御魂は神様の分魂ですから、身体は神様の器です。
よく、女性の身体が神社に例えられます。
鳥居をくぐって参道 ( 産道 ) を進めば、お宮 ( 子宮 ) がある、と。
それはともかく、性別に関係なく、私達の身体には神様が宿っています。
鏡を観ながら自分自身を拝む「自霊拝」 は、身の内の神に祈りを捧げているのです。
身体 ( しんたい ) は、神体 ( しんたい ) です。
無闇に傷つけたり、痛めつけてはいけません。
それは神社を破壊するようなものですからね。
その意味では、入れ墨もダメです。
それは神社の建物に落書きしたり、刃物で名前を彫ったりするのと同じです。
身体を労って下さい。
時々、働き過ぎが話題になりますが、自ら望んで長時間働く人は、それが楽しいわけですから、過労死なんてしません。
「過労死した」 は、「過労死させられた」 が正しい表現です。
経営者や上司の立場にある人は、気を付けて下さい。
他人の身体を壊すことは、神社を壊すことと同じです。
大きな劫を積むことになりますから、その贖いは、とても辛いものになるでしょう。
他人の身体も、思いやって下さい。
自分自身の場合、御魂磨きやスポーツなどにおける能力向上の為なら、それは「無闇に」 ではありませんから、どんどんやってください。
肉体の限界は想念の遙か上にありますから、一人では、倒れるまで頑張り抜くことは難しいです。
ぎりぎりまで頑張ったら、休息を取って、身体を労りましょう。