2週間経てば、春のお彼岸です。
今月は、御先祖様に思いを馳せましょう。
御先祖様を大切にすることは、開運の第一歩であり、また、近道でもあります。
神様と違って御先祖様は、いわば身内です。
私達への思い入れが違います。
自分の子や、孫、甥、姪がいらっしゃったら、彼らが幼い頃、どう感じましたか。
可愛くて、愛おしくて、仕方が無かったでしょう。
御先祖様は、私たちにも、それと同じ気持ちを抱いてくださってます。
先祖にとって子孫は、とても可愛いものなのです。
御先祖様を大切にして、そして、適度に甘えてみましょう。
あなたの守護霊は、あなたの成長が第一ですから、厳しさもあります。
中には、容赦なく戒める守護霊もいるでしょう。
でも、御先祖様は、優しいですから、供養したうえで、甘えてみてください。
さて、その先祖供養ですが。
私達の御先祖は、殆どが仏教でしょう。
自分や親の代で、新興宗教に入ってしまって、先祖を蔑にしている方は、いませんか。
仏壇が捨てられてしまって、祀られなくなった先祖は、きっと寂しい思いをしているでしょう。
あなたのところは、どうですか。
さて、御先祖様には2種類あることを、以前、取り上げました。
一つは、家代々の御先祖様。
もう一つは、血脈の御先祖様。
家代々の御先祖様は、お墓参りや、回忌供養、仏壇で、交流を深められます。
血脈の御先祖様は、一部は家代々のと重なりますけど、殆ど他家であり、圧倒的多数いらっしゃいます。
数代前までなら遡れるでしょうが、全部は無理です。
一代遡るごとに、二倍になりますから。
逆に、先祖の立場からすれば、子孫の数は膨大です。
あなたのことなど、全く気に留めていない遠い御先祖様が、たくさんいます。
そこで、まずは家代々の御先祖様の供養から、始めてください。
結婚して他家に入られた方は、婚姻先の御先祖様も実家の御先祖様も、両方大切にして下さい。
お彼岸には、両方の墓参りができるよう、今から計画を立てておきましょう。