私達は、良かれ悪しかれ、御先祖様の影響を受けています。
徳の高い御先祖様からは良い影響を、地獄に落ちている御先祖様からは悪い影響を受けています。
先祖供養をして、御先祖様のレベルが上がれば、それだけ良い影響を受けることができます。
最も手軽にできる先祖供養は、「とほかみえみため」 です。
「とほかみえみため」 には、いくつかの意味がありますが、第一義的な意味は、「遠津御親之神、微笑んでください」 です。
遠津御親之神にも複数の意味がありますが、第1番目の意味は、神上がりした御先祖様のことです。
血脈の御先祖様の中で、そのレベルに達している方が、必ずいらっしゃいます。
「とほかみえみため」 を唱えることで、その方々の支援が受けられます。
これは、神様に直接守護して頂くようなものですから、運が良くならないわけがありません。
神上がりは、御霊磨きの究極の目的地です。
まだ、そこに至っていない御先祖様は、日々、修行に励んでおられることでしょう。
「とほかみえみため」 は、その御先祖たちが、神上がりするための力になります。
いわば、先祖供養です。
天皇家に伝わってきているこの言葉が、一般に公開されたのは、それが必要な時代になったということです。
あの世の修行がスピーディーに進むように、手助けできる時代です。
ぜひ、唱えてください。
「とほかみえみため」 は、天皇陛下が唱えられる唯一の祝詞です。
天皇陛下は、毎日、40回、唱えられます。
ちなみに、天皇陛下は、天津祝詞や大祓祝詞のような、祓いの祝詞は唱えません。
それはともかくとして。
これほどのものが公開されたのは、凄いことです。
是非、唱えてください。
前にも書きましたが、「とほかみえみため」 は、それ自体完璧なものです。
意を乗せる必要はありません。
むしろ、口癖のように、無意識で唱える方が、邪気が入らなくて効果的です。
自分に霊力が無くても、修行を積んでいなくても、御魂のレベルが低くても、関係ありません。
とてもすごい言霊なのです。