お祈りをする時は、心の中で念じるだけよりも、口に出すことを、お勧めします。
その方が、願い事が叶い易いからです。
でも、神社などで祈る時、隣に人がいると、気になりますね。
願い事を聞かれると恥ずかしいし、声を出すと迷惑じゃないかと、気を使います。
大丈夫です。
大きな声を出す必要はありません。
小声で、ぶつぶつと、呟く程度の音量で良いのです。
肝心なのは、声に出す、という行為です。
言葉の霊力を信じてください。
神様に祈る時、念を送るだけより、言葉に意を乗せて発した方が、伝わります。
ここで、意を乗せることが大切ですが、意を乗せるにはどうすれば良いでしょうか。
それは、イメージすることです。
願望をありありとイメージして、言葉に変換します。
イメージできない願い事は、叶いません。
願っている本人がイメージできないものを、神様が分かるわけがありません。
分からないものは、神様としても、叶えようがありません。
まず、イメージです。
願望が叶っている状態を、イメージします。
そして、その状態を言語に変換するのです。
例えば、大切な人が病気で苦しんでいるとしましょう。
このとき、「病気が治りますように」 と、祈りません。
これでは、病気に意識が向いてしまいます。
回復して元気でいる姿をイメージして、「健康でありますように」 と、祈ります。
更に上級のテクニックとして、「神様の御蔭で、健康になりました。有難うございます」 というのもあります。
感謝の先取り、というものです。
一種の駆け引きではありますが、神様を動かしてやろうという気持ちが、僅かでもあってはいけません。
病気が治って元気でいることを、100%信じて感謝します。
それができない方は、お願いする形の方が、無難です。
明るい未来をイメージして。