過去を振り返るなと言われても、嫌な思い出は、突然浮かびあがってきます。
それがきっかけで、あの時、あんなことさえしなければ・・・等、後悔が始まります。
仕方が無いことですが、対処しましょう。
私達は、記憶を変えることができます。
記憶は、大きく強くイメージすることが、優先的に定着します。
まず、嫌な思い出を小さなものにしてしまいましょう。
思い出を映像にして、自分から離します。
遠くの方へ持っていくイメージです。
遠ければ遠いほど、小さくなっていきます。
過去のことですから、自分の後ろの遠くの方へ持っていきます。
そして、創造した新たな記憶に置き換えます。
パソコンのデータを上書き保存するようなものです。
楽しい思い出を創造しましょう。
大きく強く、イメージします。
五感を総動員するという言葉がありますが、イメージの中で、匂いや肌触りまで感じ取ってください。
だんだん、リアルになっていきます。
やがて、それが本当の思い出として定着します。
客観的に見た過去の事実は変えられませんが、これで、主観的な過去は変わりました。
これは、心理療法として行われている方法です。
カウンセラーに誘導してもらいながらだと、楽にできます。
1人でやっても、それほど難しくはありません。
ファンタジックな妄想が得意な方には、うってつけの方法です。
喧嘩した思い出、いじめられた思い出、失敗した思い出、恥を書いた思い出などは、この方法で変えてしまいましょう。
いい思い出ばかりにすれば、人生が変わりますよ。