平穏無事に過ごせることは、幸せなことです。
しかし、私達は平穏無事に、過不足なく一生を終える為に生れてきたのではありません。
前世に積んだ徳の分だけ幸せな思いをし、劫の分だけ辛い思いをして終わったのでは、意味がありません。
常識を信じ、常識の範囲内で生きている限り、概ね平穏無事に暮らせるでしょう。
それでは、勿体ない。
折角この世に生まれてきたのですから、常識を越えましょう。
常識とは、一般大衆の大部分が正しいと信じていることです。
それに沿って生きることは、一般大衆として、平凡に終わるということです。
神様から見ても、御先祖様から見ても、全く目立たない存在です。
「その他大勢」 として、気にも掛けてくださらないでしょう。
目立つために、常識の外に出ましょう。
常識を越えるためには、極端なことをするといいでしょう。
当たり前ですが、危険なことや、犯罪はダメですよ。
そうではない、極端なことをするのです。
人間、二日や三日徹夜しても、死にません。
一回や二回、暴飲暴食しても、大丈夫です。
高尚なことをしなくても、構いません。
今まで、一度も極端なことをしたことが無いという方は、メガ盛りメニューにでも挑戦してみてください。
金曜日の夜から月曜日の朝まで、ゲームを続けるというのも、アリです。
また、好きな作家の本を全部読むとか。
1000冊の古典を読むとか。
24時間、モーツアルトを聴き続けるとか。
モーツアルトの曲は脳に良いと言われているので、かつて試したことがありますが、寝てしまいました。
とにかく、何でもいいのです。
極端なことを経験すると、その分だけ器が広がります。
器が広がれば、入ってくるものも増えます。
少なくとも月に一度くらいは、未経験の極端に、挑戦して下さい。