明日、四月四日は二十四節気の第5、「清明 ( せいめい ) 」 です。
明日1日を指す場合と、穀雨までの約2週間を指す場合があります。
清明は、明日1日だけを指す場合の方が、多いようです。
七十二候は
初候・・・玄鳥至 ( つばめ いたる ) : 燕が南からやってくる。
次候・・・鴻雁北 ( こうがん きたす ) : 雁が北へ渡っていく。
末候・・・虹始見 ( にじ はじめて あらわる ) : 雨の後に虹が出始める。
清明とは、「清浄明潔」 を略したもので、全てが清らかで生き生きしている様子を表しています。
新年度の始まりの時期で、暑くもなく、寒くもなく、清々しい気分になれる時です。
一年で、一番過ごし易い時期と言えるでしょう。
とはいえ日本列島は南北に長いですから、北国は、まだまだ寒いですけどね。
それでも、この時期の風は「清明風」 と呼ばれる、穏やかなものです。
沖縄では、この時期にお墓参りをします。
「清明祭」 といって、みんなで御馳走を食べたりするもので、まるでピクニックみたいです。
沖縄のお墓は広くて、親族が集まってワイワイできるスペースがあるんですね。
都会だと、コインロッカーみたいな納骨堂を、墓代わりにしている所もあるというのに。
新設された霊場の名前が公募されていて、皮肉を込めて「霊蔵庫」 と応募している人がいました。
それはともかくとして、
気分も乗りやすい時期ですから、棚上げしていたこと、懸案事項を片付けてしまいましょう。
動いて、動いて、動きまくりましょう。