産土神社に、お参りしていますか。
私は、ある出来事があって、しばらく産土神と絶縁していました。
相手は神様ですが、「許し難い」 とさえ思っていました。
当然、神前で手を合わせることも、祈ることもありませんでした。
産土神社を素通りして、地元の一宮、各地の一宮やそのクラスの神社、そして伊勢神宮に参拝し続けていました。
そのせいかどうか、絶縁している間は、とても運の悪い日々を過ごしていました。
やることなすこと全て、「え、なんで ? 」 みたいな感じで、失敗に終わっていました。
その間には、色々なものをなくしました。
絶縁とは言っても、こちらから一方的に縁を切ったつもりでいただけでしょう。
バチを当てられたわけでも、見放されたわけでもなかったと思います。
相手は、神様ですから、そんな度量の小さいわけがないと、思いたいですし。
それほど器の小さい神様なら、守って貰っても・・・。
結局、私がずれていただけです。
さて、神社界を会社に例えると、伊勢神宮は社長でしょう。
一宮は部長です。
産土神社は、担当窓口となる社員です。
担当者には何も言わず、社長や部長に直接お願いしても、何もしてくれません。
担当者と話してくれと言われて、追い返されるだけです。
産土神は、管轄内で生まれた人の一生に関わってくる神様です。
感謝の気持ちで、親密になりましょう。
身近な神様ですから、何でもかんでも、報告し、相談すると答えを返して下さいます。
遠くの親戚より近くの他人と言いますね。
神様は、「遠くの一宮より、近くの産土様」 です。