才能というと、私達は天才的な人のことをイメージしてしまいます。
そして、そんな人たちと自分を比較して、「私には才能がない」 と思ってしまいます。
彼ら超一流の人たちは、環境や出会い、タイミングなどに恵まれた上に、多くを犠牲にして実力を磨きあげたわけです。
前世までに磨いてきたものもあるし、大きな徳を積んできたのでしょう。
今世は、その最後の仕上げだったのかもしれません。
また、それで今世、大きく羽ばたく使命を持って生まれてきたのかもしれません。
才能とは、何も、超一流の人間だけのものではありません。
また、突出したものでなければならないもの、でもありません。
何時間でも、人の話を聞いてあげられる。
ありあわせのもので、手早く美味しい料理を作ることができる。
初対面の人とでも、スムーズに話ができる。
躊躇なく謝ることができる。
これらも、才能です。
勉強が忙しくなる前、つまり小学生の頃までに夢中になったことにも、才能を見つけるヒントがあります。
今でも夢中になれるものがあれば、そこに才能があります。
才能なんて何もないと言う人は、持っている才能に気付いていないだけです。
本田健さんは、「小さな才能でも、いくつも掛け算することで、富に結び付けることができる。」 と言っています。
才能は、工夫次第でお金になるのです。
今までは、みんなと同じであることが要求される時代でした。
これからは、ユニークな人が求められる時代です。
小さな才能を組合わせて、唯一の人材を目指しましょう。
才能が見つからないなら、手当たり次第、初体験をしてください。
必ず、「これだ」 というものに、出会えます。