行き詰って、二進も三進も行かなくなった時、自分は何者なのかを思い出しましょう。
私達は、このままで完璧な存在です。
なぜなら、御魂が神様の分魂だからです。
分魂というと、魂を細かく切り分けたみたいなイメージを持たれている方も、いるでしょう。
それは、正しくありません。
分魂は、蝋燭の炎のようなものです。
火をともした蝋燭が一本、あるとしましょう。
これが、元になる神様とします。
そこに、もう一本蝋燭を持ってきて、火を分けてもらいます。
これが、分魂です。
こうして神様は、いくらでも分魂を作りだすことが出来ます。
数が増えたからと言って、炎が小さくなるわけではありません。
つまり、私達の御魂は、神様そのものということが出来ます。
中身は神様なのですから、自己否定することも、自分を卑下することも、間違っています。
私たちは、既に、完璧です。
神様なのですから。
また、DNAからみれば、私達は数え切れないほど多くの御先祖様の集合体、と言えます。
中には、極悪非道な先祖や、だらしない先祖もいるでしょう。
同じように、人々の幸せに尽くした方、高貴な方も沢山いらっしゃいます。
私達は、その方々全員の才能を、遺伝子レベルで引き継いでいます。
また、私達は何度も生まれ変わって、多くの人生を生き、学び、経験し、修行を繰り返してきました。
表に出ていない才能が、山ほどあるはずです。
これらのことを考えれば、外部の環境や自分の状態がどうであれ、中身は完全・完璧です。
現在、問題を抱えている方は、解決策は自分の内側に、既に存在しています。
ただ、表現方法が見つかっていないだけのことです。
そこで、まず、上記のことを心に留めて、自分を肯定して下さい。
「私は、これで完璧だ。」
その上で、自霊拝を行いましょう。
自霊拝とは、自分の御魂、すなわち内なる神様に参拝するすることです。
鏡を用意して、映っている自分の目を見つめてください。
天津祝詞や「とほかみえみため」 を唱えて、身の内の神に祈りましよう。
自霊拝を日課にすれば、解決策が見つかります。