新暦七月十五日に「お盆」の行事をする地域は、限られています。
東京都、神奈川県、石川県金沢市、静岡県の都市部、そして北海道の一部地域などです。
明治政府の強制力が影響している地域で、無理矢理、変更させられました。
全国に広がることはなく、日本のほとんどの地域では、旧暦に近い月遅れのお盆です。
沖縄など、旧暦でお盆の行事をしているところもあります。
ちなみに今年は、八月二十二日です。
東京都の住民でも、先祖代々、東京生まれ東京育ち出ない限り、月遅れのお盆で帰省します。
毎年この時期は、梅雨が明けるか明けないかの、ややこしい時期です。
また、大抵の会社は、八月十五日前後を「お盆休み」にしています。
それで、七月十五日がお盆だと言われても、ピンと来ない人が多いでしよう。
さて、明日は、旧暦六月六日です。
紫陽花のおまじないをする日です。
新暦六月六日に咲いていなかった地域も、そろそろ、咲いているのではないでしょうか。
一輪切り取って、半紙で包み、水引をかけます。
効能として、
それをトイレに吊るせば、女性は将来、下の世話にならずに済む。
あるいは、しないで済む。
玄関や軒先に吊るせば、魔除けになる。
金の水引は、金運を呼び寄せる。
などと、言われています。
おまじないですから、軽い気持ちで、お試しください。
