愛で祈ることに関して、3回述べてきました。
自分のことを、愛せるようになりましたか。
これまで自己否定が強かった方は、理屈では解っても、なかなか、うまくいかないかもしれません。
自分を愛せよと言われても、自分には、なんの魅力もない。
お金もない。
権力もない。
病弱だ。
モテない。
能力がない。
頭が悪い。
など、次から次へと、愛せない理由が出てくるでしょう。
その多くは、他人と比較して、欠けている部分、劣っている部分に目がいっているからです。
あるいは、自分で勝手に、信じ込んでいるだけ。
自分では欠点だと思っていても、周囲の人から見れば、羨ましい長所のこともあります。
では、何のために、自分を愛さないのか。
大事なのは、「愛せない」のではなく、「愛さない」のかです。
自分を愛さないことで、何を得ようとしているのか。
今まで、自分を愛さないことで、何が得られたのか。
それを手にして、満足したか。
これらをじっくり、考えてください。
それがはっきりして納得すれば、自分を愛さないことは間違っていると、理解できるでしょう。