京都市北区紫野にあります、「今宮神社」を紹介しましょう。
御祭神は
事代主命 ( ことしろぬしのみこと )
大己貴命 ( おおなむちのみこと )
奇稲田姫命 ( くしいなだひめのみこと )
創建は、平安時代以前。
もともと素戔嗚尊 ( 牛頭天王 ) をお祀りした社がありました。
これは、現在、摂社の一つ、「疫社」となっています。
ということで、ここは古来、疫病鎮めの御神徳で知られてきました。
毎年4月の第2日曜日に、疫神を鎮める祭礼「やすらい祭」が行われています。
この神社には、健康を祈願する「やすらい人形 ( ひとがた ) 」があります。
赤い紙を折った人形で、内側に白い紙が入っています。
そこに、名前などを書き込んで、神社に納めます。
人形の真ん中には、「蘇民将来子孫也」お札が入っていて、それは抜いて持ち帰ります。
そのお札は、玄関などに貼って魔除けにします。
今の時代、是非ともあやかりたいものですね。