ビジネスの世界でよく言われるPDCAサイクル。
一度は耳にされたことがあるでしょう。
PはPlan、DはDo、CはCheck、AはActです。
計画を立てて、行動し、評価して、改善する。
このサイクルを繰り返して、成功に近づいていったり、売り上げを伸ばしたりするわけです。
これを人生に応用すれば、幸せになれそうですね。
しかし、実行できる人はとても少ないでしょう。
まず、計画を立てる段階で、不安が募ってきます。
それで、もう少し勉強してから、実力がついてからと言い訳をしながら、先延ばしし続けます。
本を読んだり、セミナーに出たりするだけの日々です。
人生を変えるには、行動しかありません。
Pを省略、あるいは適当にして、早くDに移らなければなりません。
あれこれ計画なんて立てないで、思い立ったが吉日とばかり、動き始めましょう。
それが、ベストです。
勉強は、行動しながら、その都度足りないところを足していく形でいいでしょう。
以前に紹介したと思いますが、ある時、評論家の竹村健一さんが、フランス語の家庭教師を頼まれました。
フランス語なんて全くできない竹村さんでしたが、二つ返事で引き受けました。
そして、その日に教える分だけ勉強して、授業をしたそうです。
それで、うまくいくのです。
お金がもらえるし、感謝されるし、フランス語は上達するし、大満足だったでしょう。
さあ、やってみたいことがあるなら、思い切って行動してください。
ダメだったら、やめればいいだけです。
自分には向いていなかったと、学習できます。
修正すれば続けられそうなら、CとAに移せばいいでしょう。
先ずは、行動です。