時間は、過去から未来へ流れているのでしょうか。
それとも、未来から過去へと流れているのでしょうか。
これは、定義されていません。
ですから、都合の良いように考えましょう。
まず、時間が過去から未来へ流れていくものと考えてみましょう。
そうすると、未来は過去の延長線上にあることになります。
こつこつと積み重ねることが得意な方は、こうである方がいいでしょう。
努力の結果が、未来に結実するからです。
逆に、怠けてばかりいると、その結果としての未来は、悲惨なものになりますが。
次に、時間は未来から流れてくるものと考えてみましょう。
確定した未来があって、それがやがてやってくる。
例えば、今度の日曜日に映画を観に行くと決めます。
頭の中には、映画を観ている情景が浮かぶでしょう。
これが、確定した未来です。
そして、日曜日に映画を観に行きます。
「映画を観る」という確定した未来があって、それが時間と共に流れてきて、日曜日、映画を観ている自分がいます。
この考え方は、潜在意識の活用に通じるものです。
未来が過去の延長線上にあると考えませんから、現状を一切無視した願い事を考えることができます。
こうして比べてみると、時間は未来から流れてくるものだと考える方が、楽しそうです。
成功している未来、幸福でいる未来がイメージできるのなら、それは、確定した未来です。
それがやがて流れてきます。
逆に、心配ばかりしていて、不幸・不運な未来しかイメージできなければ、それがやってくることになります。
心配性の方には、この考え方は向いていないかもしれません。
さて、あなたは、どちらを採用しますか。